ExcelVBAで今日の日付を取得する際の注意点
本記事では、今日の日付を取得する方法と、日付の書式を変更する方法をご紹介します。
今日の日付は「Now関数」または「Date関数」で取得できます。
日付はファイル名やセルに入力されるなど、さまざまな場面で使われるので、今日の日付の取得と入力の方法を学んでいきましょう。
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ExcelVBA 日付関数の説明
ExcelVBAのNow関数は、2つの日付の間の日数を計算するために使用することができます。これは、一方の引数に開始日、もう一方の引数に終了日を入力することで行えます。
そして、Now関数は、2つの日付の差を返します。
これは、開始日と終了日を引き算することによって行われます。この結果は、1日のミリ秒数(86400000)で割ることができます。
また、Now関数を使用して、2つの日付間の時間数を計算することもできます。これは、開始日と終了日を差し引き、その結果を1時間あたりのミリ秒数(3600000)で割ったものです。
ExcelVBAのDate関数とは?
ExcelVBAのDate関数は、現在のシステム日時や特定の日付を取得することができます。
yearは4桁の年(1900年から9999年まで)。月 は、1(1月)から12(12月)までの整数です。日は,1から指定された年の指定された月の日数までの整数です。
引数なしで Date 関数を使用すると、現在の日付が返されます。引数として日付が入力された場合は、引数で指定された日付を返します。
Date(年, 月, 日)
例として、2022年1月1日を表す日付型の変数を生成するため次のようにします。
Dim dt As Date
dt = Date(2022, 1, 1)
日付関数を使用することで、日付を扱うVBAプログラムを作成する際に、より簡単に日付を扱うことができます。
Date関数には、日付を表す文字列を解除することもできます。例、次のようにすることで、文字列「”2022/1/1″」を日付型の変数に変換することができます。
Dim dt As Date
dt = Date("2022/1/1")
また、Excel VBAでは、日付を扱う場合、「#」で止めることで、日付型の文字列を表すこともできます。 例、次のようにすることで、日付型の文字列「”#2022 /1/1#”」を日付型の変数に変換することができます。
Dim dt As Date
dt = "#2022/1/1#"
ExcelVBAのNow関数とは?
Microsoft Excel では、このNow
関数は現在の日付と時刻をシリアル番号として返します。現在の日付と時刻をワークシートのセルに挿入するために使用できます。
たとえば、次の数式は現在の日付と時刻をセル A1 に挿入します。
=Now()
結果は、システムの地域設定で指定された形式で日付と時刻として表示されます。
Now
Excel の VBA (Visual Basic for Applications) コードで関数を使用することもできます。たとえば、次のように現在の日付と時刻をセルに挿入するために使用できます。
Range("A1").Value = Now
これにより、アクティブなワークシートのセル A1 に現在の日付と時刻が挿入されます。
Range("A1").Value = Format(Now, "mm/dd/yyyy hh:mm:ss")
これにより、現在の日付と時刻が「mm/dd/yyyy hh:mm:ss」の形式でセル A1 に挿入されます。 (例: 「12/17/2022 14:30:00」)
Now関数をマクロで使用する場合
ExcelVBA マクロで関数を使用する方法の例を次に示します。
Sub Example()
Dim currentTime As Date
currentTime = Now()
MsgBox "The current time is: " & currentTime
End Sub
このマクロを実行すると、現在の日付と時刻がメッセージ ボックスに表示されるよ。
関数を使用して、現在の時刻を type の変数に代入することにより、数値として取得することもできます。
Sub Example()
Dim currentTime As Double
currentTime = Now()
MsgBox "The current time as a numeric value is: " & currentTime
End Sub
これにより、現在の時刻が数値として表示されます。これは、1899 年 12 月 30 日の午前 0 時からの日数を表します。
ExcelVBA 休日を確認する方法
今日の日付の代表的な使い方として、指定した日付が休日かどうかのチェックがあります。VBAでは「DateAdd」関数を使って簡単にチェックすることができます。
DateAdd関数は、いくつかのパラメータ、追加する日数、月数を受け取ります。
例えば、ある日付に2日と2ヶ月を足すと次のようになります。
DateAdd("d", 2, DateAdd("m", 2, "10/15/1966"))
これは、指定された日付から2日と2ヶ月が休日に当たるかどうかをチェックするものです。
さらに指定された日付が休日かどうかをチェックすることもできます。
たとえば、祝日のテーブルを用意して与えられた日付がそのテーブルの祝日のいずれかに一致するかどうかをチェックする条件を設定します。
Function IsHoliday(dateToCheck As Date) As Boolean
' 日付を文字列に変換します。
Dim dateString As String
dateString = Format(dateToCheck, "yyyy/mm/dd")
' 日付を休日かどうかを判断する条件式を記述します。
' 例えば、国民の祝日である場合は True を返します。
If dateString = "2022/01/01" Or dateString = "2022/01/02" Then
IsHoliday = True
Else
IsHoliday = False
End If
End Function
関数を使用するには、次のようにします。
Sub TestFunction()
Dim dateToCheck As Date
dateToCheck = #1/1/2022#
If IsHoliday(dateToCheck) Then
MsgBox "休日です。"
Else
MsgBox "平日です。"
End If
End Sub
このようにして、VBA を使用して Excel シート内で休日を確認することができます。
ExcelVBAの日付加算の使い方
Dim dt As Date
dt = DateValue("2020/01/01")
dt = dt + 10 ' 10日加算
Debug.Print dt ' 2020/01/11
Debug.Print "2020/01/01" + 10 ' エラー
Debug.Print DateValue("2020/01/01") + 10 ' エラー
上記の例では、日付を計算する必要があり日付を表す変数を使用し、その変数に日付を計算することで、新しい日付を計算することができます。
ExcelVBA IsDateの使い方
IsDate関数は、指定した値が有効な日付であるかどうかを確認するために使用します。
IsDate関数の使用方法は、IsDate(Expression)という構文になります。
Expressionパラメータには、文字列またはDateデータ型を指定します。
IsDate関数はブール値を返します。Expressionが有効な日付である場合、この関数はTrueを返し、そうでない場合はFalseを返します。
たとえば、「1/1/2000」という値が有効な日付であるかどうかを確認するには、次のコードを使用します。
IsDate(“1/1/2000”)とすると、Trueが返されます。これは、ユーザーの入力を検証したり、特定の値が有効な日付であるかどうかをチェックするのに便利です。
以下に、IsDate 関数の使い方を示します。
IsDate(expression)
コードの使い方は以下の例を参考ください。
Dim dt As Date
dt = "2022/12/18"
If IsDate(dt) Then
' 日付として有効なので、処理を行います。
Else
' 日付として無効なので、処理を行いません。
End If
IsDate関数を使用することで、日付として有効な文字列かどうかを確認することができます。
つまり、IsDate関数で判定できる日付の形式は、Excelのセルに入力された日付の形式と同じです。 IsDate関数でも「2022/12/18」を日付として有効と判定できます。
ExcelVBA IsNumericの使い方
IsNumeric関数は、与えられた値が有効な数値であるかどうかをチェックするために使用します。IsNumeric関数の構文は、IsNumeric(Expression)です。
Expression パラメータには、文字列または数値データ型を指定します。
IsNumeric関数はブール値を返します。Expressionが有効な数値である場合、この関数はTrueを返し、そうでない場合はFalseを返します。
たとえば、「123」という値が有効な数値であるかどうかを調べるには、次のようなコードを使用します。IsNumeric(“123”)とすると、Trueが返されます。これは、ユーザーの入力を検証したり、特定の値が有効な数字であるかどうかをチェックするのに便利です。
以下に、IsNumeric 関数の使い方を示します。
IsNumeric(expression)
コードの使用方法はこちらを参照ください。
Dim num As Variant
num = "123"
If IsNumeric(num) Then
' 数値として有効なので、処理を行います。
Else
' 数値として無効なので、処理を行いません。
End If
IsNumeric関数を使用することで、数値として有効な文字列かどうかを確認することができます。
IsNumeric関数で判定できる数値の形式は、Excelのセルに入力された数値の形式と同じです。 つまり、Excelのセルに “123” のような形式で数値を入力できる場合は、IsNumeric関数でも「123」を数値として有効と判定できます。
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