Excel初心者

【Excel】MAX関数・MIN関数の使い方!最大値・最小値を求める方法を図解で解説

しんたろ。

MAX関数・MIN関数を使えば、大量のデータから最大値・最小値を一瞬で見つけ出せます!異常値の検出にも使えるので、データ管理には欠かせない関数です。

この記事でわかること
  • MAX関数・MIN関数の基本的な使い方
  • オートSUMボタンから簡単に入力する方法
  • 異常値を見つけ出す実務テクニック
  • MAXIFS・MINIFS関数で条件付きの最大値・最小値を求める方法
この操作、VBAで一瞬で自動化できます
まずは関数の使い方を解説し、最後にVBA自動化コードも紹介します
‘ 最大値・最小値をハイライトするマクロ
Sub MAX_MINハイライト()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ActiveSheet
    Dim rng As Range
    Set rng = ws.Range(“B2:B6”)
    Dim maxVal As Double, minVal As Double
    maxVal = WorksheetFunction.Max(rng)
    minVal = WorksheetFunction.Min(rng)
    Dim cell As Range
    For Each cell In rng
        If cell.Value = maxVal Then
            cell.Interior.Color = RGB(200, 230, 201)
        ElseIf cell.Value = minVal Then
            cell.Interior.Color = RGB(255, 205, 210)
        End If
    Next cell
    MsgBox “MAX: ” & maxVal & ” / MIN: ” & minVal
End Sub
下のデモで実行結果を確認できます
📊 テスト結果.xlsx – Excel
AB
1 名前点数
2 田中85
3 鈴木92
4 佐藤67
5 山田78
6 高橋88
7 最大値: 92 / 最小値: 67
準備完了 100%
最大値(92点)と最小値(67点)がハイライトされました!
☝ 条件付き書式の代わりにVBAで動的にハイライトできます

MAX関数・MIN関数とは?基本的な使い方を解説

MAX関数は指定した範囲の中から最大値を返す関数、MIN関数は最小値を返す関数です。「MAX」はMaximum(最大)、「MIN」はMinimum(最小)の略です。

基本構文は以下の通りです。

=MAX(セル範囲)
=MIN(セル範囲)

SUM関数と同じく、コロン(:)による範囲指定と、カンマ(,)による個別指定の2つの方法が使えます。

MAX関数で最大値を求める方法

STEP1
最大値を表示したいセルを選択する

結果を表示するセルをクリックします。

STEP2
MAX関数を入力する

「=MAX(」と入力し、対象のセル範囲をドラッグで選択します。

=MAX(A1:A10)
STEP3
Enterキーで確定する

「)」を閉じてEnterキーを押すと、範囲内の最大値が表示されます。

MIN関数で最小値を求める方法

MIN関数もMAX関数と同じ手順です。「=MIN(セル範囲)」と入力するだけで、範囲内の最小値を取得できます。

=MIN(A1:A10)

オートSUMボタンから入力する方法

STEP1
結果を表示したいセルを選択する

最大値または最小値を表示するセルをクリックします。

STEP2
「数式」タブの「オートSUM」ボタンの▼をクリックする

リボンの「数式」タブにある「オートSUM」ボタンの右側にある▼をクリックします。

STEP3
「最大値」または「最小値」を選択する

自動的にMAX関数またはMIN関数が入力され、隣接する数値範囲が選択されます。Enterキーで確定するだけでOKです。

MAX関数・MIN関数で異常値を見つける方法

MAX関数・MIN関数は、データの中に紛れている異常値を検出するのに非常に便利です。

例えば以下のようなケースで活用できます。

チェック対象異常値の例使う関数
テストの点数100点を超える値MAX関数
テストの点数マイナスの値MIN関数
売上データあり得ない高額MAX関数
在庫数マイナスの値MIN関数

データ量が多くなると目視での確認は困難になります。MAX関数・MIN関数で最大値・最小値をチェックするだけで、入力ミスや異常なデータを素早く発見できます。

MAXIFS・MINIFS関数で条件付きの最大値・最小値を求める方法

MAXIFS関数・MINIFS関数を使うと、特定の条件に一致するデータの中から最大値・最小値を求めることができます。Excel 2019以降(Microsoft 365含む)で使用可能です。

MAXIFS関数の使い方

基本構文は以下の通りです。

=MAXIFS(最大範囲, 条件範囲1, 条件1)

例えば、テストの点数データから「冬期テスト」の最高点だけを求める場合は以下のように入力します。

=MAXIFS(C2:C20, B2:B20, "冬期")
引数説明入力例
最大範囲最大値を求めたい範囲C2:C20
条件範囲1条件を判定する範囲B2:B20
条件1抽出条件“冬期”

MINIFS関数の使い方

MINIFS関数もMAXIFS関数と同じ構文です。

=MINIFS(最小範囲, 条件範囲1, 条件1)

例えば、「冬期テスト」の最低点を求める場合は以下のように入力します。

=MINIFS(C2:C20, B2:B20, "冬期")

条件を複数指定することも可能です。その場合は条件範囲と条件のペアを追加します。

=MAXIFS(C2:C20, B2:B20, "冬期", D2:D20, "A組")

MAX/MIN関数をVBAで自動化する方法

MAX・MIN関数の最大値・最小値の検出をVBAマクロで自動化すれば、該当セルのハイライトまで一括で実行できます。

' 最大値・最小値をハイライトするマクロ
Sub MAX_MINハイライト()
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ActiveSheet
    Dim rng As Range
    Set rng = ws.Range("B2:B6")
    Dim maxVal As Double, minVal As Double
    maxVal = WorksheetFunction.Max(rng)
    minVal = WorksheetFunction.Min(rng)
    Dim cell As Range
    For Each cell In rng
        If cell.Value = maxVal Then
            cell.Interior.Color = RGB(200, 230, 201)
        ElseIf cell.Value = minVal Then
            cell.Interior.Color = RGB(255, 205, 210)
        End If
    Next cell
    MsgBox "MAX: " & maxVal & " / MIN: " & minVal
End Sub

VBAマクロの実行結果は記事冒頭のインタラクティブデモで確認できます。ボタンを押すとアニメーションで動作をシミュレーションします。

MAX関数・MIN関数でよくある質問(FAQ)

Q. MAX関数で文字列や空白セルはどう扱われますか?

MAX関数・MIN関数は、文字列と空白セルを自動的に無視し、数値のみを対象にします。そのため、データに文字列が混在していてもエラーにはなりません。

Q. MAX関数・MIN関数で別シートのデータを参照できますか?

はい、できます。「シート名!セル範囲」の形式で指定します。

=MAX(Sheet2!A1:A10)

Q. MAXIFS・MINIFS関数が使えない場合はどうすればいいですか?

MAXIFS・MINIFS関数はExcel 2019以降で使用可能です。それ以前のバージョンでは、以下のように配列数式を使って代替できます。

=MAX(IF(B2:B20="冬期", C2:C20))

この数式はCtrl+Shift+Enterで確定する必要があります(配列数式として入力)。

Q. MAX関数とLARGE関数の違いは何ですか?

MAX関数は最大値(1位)だけを返します。LARGE関数は「2番目に大きい値」「3番目に大きい値」のように、順位を指定して値を取得できます。

=LARGE(A1:A10, 2)
💻 操作を体験してみよう!

実際の操作手順をクリックして体験できます。各ステップをクリックしてみましょう。

X
MAX/MINデモ.xlsx
D2
← 関数を選択 =MAX(B2:B7) → 98 =MIN(B2:B7) → 42 =MAXIFS(B2:B7,A2:A7,”数学”) → 88
A B C D
1 科目 点数 関数 結果
2 国語 85 ← 選択 98 42 88
3 数学 72
4 英語 98
5 理科 42
6 数学 88
7 社会 76
MAX(B2:B7) → 範囲内の最大値は英語の98点。6科目の中から一番高い点数を自動で抽出します。
MIN(B2:B7) → 範囲内の最小値は理科の42点。異常値の検出にも使えます。
MAXIFS(B2:B7,A2:A7,”数学”) → 「数学」の中での最大値は88点。条件を指定して最大値を求められます。
1 C列の「MAX」をクリックして最大値(98)を確認
2 「MIN」で最小値(42)を確認
3 「MAXIFS」で「数学」だけの最大値(88)を確認

まとめ

この記事では、ExcelのMAX関数・MIN関数の使い方を基本から応用まで解説しました。

  • MAX関数・MIN関数の基本: =MAX(範囲)で最大値、=MIN(範囲)で最小値を取得
  • オートSUM: ボタンの▼から「最大値」「最小値」を選択して簡単入力
  • 異常値の検出: 最大値・最小値をチェックして入力ミスを発見
  • MAXIFS・MINIFS関数: 条件付きで最大値・最小値を求める応用関数

MAX関数・MIN関数はシンプルですが、データの品質チェックや異常値検出に非常に役立ちます。ぜひ日常業務で活用してみてください。


Excelスキルを活かしてSNS運用も自動化しませんか?

Excelの関数をマスターしたあなたなら、Googleスプレッドシート×GAS(Google Apps Script)を使ったSNS自動化ツールもすぐに使いこなせます。X(Twitter)やThreadsの予約投稿を、月額0円で自動化する方法をまとめています。

SNS予約投稿ツール完全ガイド|無料&買い切りツールを徹底比較

Excel業務の自動化
その手作業、自動化しませんか?

VBA開発・GAS連携・Webアプリ化まで、
業務に合わせた最適な自動化をご提案します。

1,600部ツール販売実績
15年製造業の業務経験
無料で相談する →
初回相談無料・お見積りだけでもOK
期間限定でChatGPT✖︎Googleスプレットシートのコンテンツ配布中!

LINEでExcelを気軽に学べる

しんたろ。
しんたろ。
Excel歴10年以上 → アプリ開発者
Profile
大手メーカーに15年以上勤務。製造部門で海外拠点の立ち上げ支援や、現場責任者として採算管理・納期管理・設備オペレートを経験。 2023年にDX人材育成プログラム第1期生として活動後、現在は製造現場のスケジュール運用を支えるアプリの企画・開発をメインに活動中。工程表示表作成の内製化SaaSを構築し、年間1,300万円のコスト改善を実現。 Excelによる業務改善で年間240時間の残業削減を達成した経験を活かし、ブログやSNSでも情報発信しています。
プロフィールを読む

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT ME
しんたろ。
しんたろ。
Excel歴10年以上 → アプリ開発者
大手メーカーに15年以上勤務。製造部門で海外拠点の立ち上げ支援や、現場責任者として採算管理・納期管理・設備オペレートを経験。 2023年にDX人材育成プログラム第1期生として活動後、現在は製造現場のスケジュール運用を支えるアプリの企画・開発をメインに活動中。工程表示表作成の内製化SaaSを構築し、年間1,300万円のコスト改善を実現。 Excelによる業務改善で年間240時間の残業削減を達成した経験を活かし、ブログやSNSでも情報発信しています。
記事URLをコピーしました