【Excel】COUNTIFS関数の使い方!複数条件でカウントする方法を徹底解説

COUNTIFS関数を使えば、「東京の男性」「4月以降の売上」のように複数の条件を同時に指定してデータの個数をカウントできます。この記事では基本から応用まで詳しく解説します!
- COUNTIFS関数の基本的な書式と引数の意味
- COUNTIFとCOUNTIFSの違い
- 複数条件でデータをカウントする具体的な手順
- 比較演算子・ワイルドカードの活用方法
- 日付条件や空白以外のセルをカウントする応用テクニック
Sub COUNTIFS自動集計()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ActiveSheet
Dim i As Long
For i = 2 To 4
ws.Cells(i, “D”).Value = WorksheetFunction.CountIfs( _
ws.Range(“A:A”), ws.Cells(i, “B”), _
ws.Range(“B:B”), ws.Cells(i, “C”))
Next i
MsgBox “3件のCOUNTIFS集計が完了しました”
End Sub
| A | B | |
|---|---|---|
| 1 | 果物名 | 地域 |
| 2 | いちご | 福岡 |
| 3 | みかん | 愛媛 |
| 4 | いちご | 栃木 |
| 5 | ぶどう | 山梨 |
| 6 | いちご | 福岡 |
| 7 | みかん | 福岡 |
| 8 | ぶどう | 山梨 |
| D | E | F | |
|---|---|---|---|
| 1 | 果物名 | 地域 | 件数 |
| 2 | いちご | 福岡 | 2 |
| 3 | みかん | 愛媛 | 1 |
| 4 | ぶどう | 山梨 | 2 |
☝ 条件を増やしてさらに細かく集計することも可能です
COUNTIFS関数とは?基本の書式と引数
COUNTIFS関数(カウントイフス関数)は、複数の条件をすべて満たすセルの個数をカウントするExcel関数です。
例えば「果物がいちご」かつ「地域が福岡」のように、2つ以上の条件を同時に指定してデータを数えたいときに使います。
COUNTIFS関数の書式
=COUNTIFS(条件範囲1, 検索条件1, [条件範囲2, 検索条件2], ...)| 引数 | 必須/任意 | 説明 |
|---|---|---|
| 条件範囲1 | 必須 | 1つ目の検索対象となるセル範囲 |
| 検索条件1 | 必須 | 1つ目の条件(数値、文字列、セル参照など) |
| 条件範囲2 | 任意 | 2つ目の検索対象となるセル範囲 |
| 検索条件2 | 任意 | 2つ目の条件 |
条件範囲と検索条件のセットは、最大127組まで指定できます。
COUNTIFとCOUNTIFSの違い
COUNTIF関数とCOUNTIFS関数の違いは以下のとおりです。
| 項目 | COUNTIF | COUNTIFS |
|---|---|---|
| 条件の数 | 1つだけ | 複数指定可能(最大127) |
| 書式 | =COUNTIF(範囲, 条件) | =COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...) |
| 用途 | 単一条件でカウント | 複数条件(AND条件)でカウント |

COUNTIFS関数はCOUNTIF関数の上位互換です。条件が1つだけのときはCOUNTIF、2つ以上のときはCOUNTIFSと覚えておきましょう!
COUNTIFS関数の基本的な使い方
ここでは、実際のデータを使ってCOUNTIFS関数の使い方を解説します。
複数条件でデータをカウントする手順
例として、果物の販売データから「福岡のいちご」の個数をカウントしてみましょう。
B列に果物名、C列に都道府県が入力されたデータを用意します。
結果を表示したいセルに以下の数式を入力します。
=COUNTIFS(B5:B12, F4, C5:C12, G4)B5:B12→ 果物名の範囲(条件範囲1)F4→ 「いちご」が入力されたセル(検索条件1)C5:C12→ 都道府県の範囲(条件範囲2)G4→ 「福岡」が入力されたセル(検索条件2)
Enterキーを押すと、「福岡のいちご」に該当するデータの個数が表示されます。
絶対参照と相対参照の使い分け
COUNTIFS関数を他のセルにコピーする場合、条件範囲は絶対参照にする必要があります。

コピペすると条件範囲がズレてしまうことがあります。条件範囲には$をつけて絶対参照にしましょう!
| 参照の種類 | 記述例 | コピー時の動き |
|---|---|---|
| 条件範囲(絶対参照) | $B$5:$B$12 | 範囲が固定される |
| 検索条件(相対参照) | F4 | コピー先に合わせてズレる |
正しい数式の例:
=COUNTIFS($B$5:$B$12, F4, $C$5:$C$12, G4)COUNTIFS関数で使える比較演算子・ワイルドカード
COUNTIFS関数の検索条件には、比較演算子やワイルドカードを使うことで柔軟な条件指定ができます。
比較演算子一覧と使用例
| 演算子 | 意味 | 使用例 | 説明 |
|---|---|---|---|
| = | 等しい | “=1” | 1と等しいセルをカウント |
| <> | 等しくない | “<>りんご” | 「りんご」以外をカウント |
| > | より大きい | “>100” | 100より大きい値をカウント |
| < | より小さい | “<50” | 50より小さい値をカウント |
| >= | 以上 | “>=80” | 80以上の値をカウント |
| <= | 以下 | “<=1000” | 1000以下の値をカウント |
例えば、売上が100以上かつ地域が東京のデータを数える場合:
=COUNTIFS(B2:B20, ">=100", C2:C20, "東京")ワイルドカードで部分一致カウント
| 記号 | 意味 | 使用例 | マッチする文字列 |
|---|---|---|---|
| * | 任意の文字列(0文字以上) | “*りんご*” | 青りんご、りんごジュース等 |
| ? | 任意の1文字 | “?りんご” | 青りんご(2文字目以降が「りんご」) |

比較演算子やワイルドカードを覚えておくと、集計作業の効率がグンとUPしますよ!
COUNTIFS関数の応用テクニック
基本を押さえたら、さらに便利な応用テクニックを覚えましょう。
日付を条件にカウントする方法
特定の期間のデータをカウントしたい場合、比較演算子と日付を組み合わせます。
例えば、2024年4月1日以降のデータをカウントする場合:
=COUNTIFS(A2:A100, ">="&DATE(2024,4,1))2024年4月1日から6月30日までのデータをカウントする場合:
=COUNTIFS(A2:A100, ">="&DATE(2024,4,1), A2:A100, "<="&DATE(2024,6,30))- 比較演算子を
""で囲み、&でDATE関数と結合する - 同じ範囲に対して「以上」と「以下」を指定すれば期間指定ができる
空白以外のセルをカウントする方法
空白以外のセルを数えたい場合は、検索条件に"<>"を使います。
=COUNTIFS(A2:A100, "<>", B2:B100, "東京")この数式では、A列が空白でない、かつB列が「東京」のデータをカウントします。
空白セルをカウントしたい場合は""を使います:
=COUNTIFS(A2:A100, "", B2:B100, "東京")OR条件でカウントする方法
COUNTIFS関数は基本的にAND条件(すべての条件を満たす)ですが、複数のCOUNTIFS関数を足し算することでOR条件を実現できます。
例えば「りんご」または「みかん」の個数をカウントする場合:
=COUNTIFS(B2:B20, "りんご") + COUNTIFS(B2:B20, "みかん")地域が「東京」または「大阪」で、かつ売上が100以上のデータをカウントする場合:
=COUNTIFS(B2:B20, ">=100", C2:C20, "東京") + COUNTIFS(B2:B20, ">=100", C2:C20, "大阪")COUNTIFSをVBAで自動集計する方法
COUNTIFS関数の集計処理をVBAマクロで自動化すれば、複数条件の集計を一括で実行できます。
' 複数条件でデータ件数を自動集計するマクロ
Sub COUNTIFS自動集計()
Dim ws As Worksheet
Set ws = ActiveSheet
Dim i As Long
For i = 2 To 4
ws.Cells(i, "D").Value = WorksheetFunction.CountIfs( _
ws.Range("A:A"), ws.Cells(i, "B"), _
ws.Range("B:B"), ws.Cells(i, "C"))
Next i
MsgBox "3件のCOUNTIFS集計が完了しました"
End Sub
VBAマクロの実行結果は記事冒頭のインタラクティブデモで確認できます。ボタンを押すとアニメーションで動作をシミュレーションします。
よくある質問(FAQ)
実際の操作手順をクリックして体験できます。各ステップをクリックしてみましょう。
| A | B | C | D | E | F | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 名前 | 支店 | 性別 | 年齢 | 条件 | 件数 |
| 2 | 田中 | 東京 | 男 | 35 | ← 選択 3 2 2 4 | |
| 3 | 佐藤 | 大阪 | 女 | 28 | ||
| 4 | 鈴木 | 東京 | 男 | 42 | ||
| 5 | 高橋 | 大阪 | 男 | 31 | ||
| 6 | 伊藤 | 東京 | 女 | 38 | ||
| 7 | 山田 | 名古屋 | 男 | 25 |
まとめ
COUNTIFS関数は、複数の条件を同時に指定してデータの個数をカウントできる便利な関数です。
- COUNTIFS関数は
=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)の書式で使う - COUNTIFは条件1つ、COUNTIFSは複数条件に対応
- 比較演算子(>=、<=、<>など)で柔軟な条件指定ができる
- ワイルドカード(*、?)で部分一致のカウントが可能
- 日付条件にはDATE関数と
&を組み合わせる - OR条件はCOUNTIFS同士の足し算で実現できる

COUNTIFS関数を使いこなせば、複雑なデータ集計もサクッとできるようになります。ぜひ実際のデータで試してみてくださいね!
Excelスキルを活かしてSNS運用も自動化しませんか?
Excelの関数をマスターしたあなたなら、Googleスプレッドシート×GAS(Google Apps Script)を使ったSNS自動化ツールもすぐに使いこなせます。X(Twitter)やThreadsの予約投稿を、月額0円で自動化する方法をまとめています。
→ SNS予約投稿ツール完全ガイド|無料&買い切りツールを徹底比較
関連記事
- 【Excel】SUMIF関数の使い方!条件に合うデータだけを合計する方法を図解で解説 — 条件付き合計に
- 【Excel】IF関数の使い方!条件分岐を図解でわかりやすく解説 — 条件分岐に
- 【Excel】SUM関数の使い方!合計を一瞬で求める方法を図解で解説 — 基本の合計に
- Excelおすすめ関数6選|初心者が最初に覚えるべき関数ガイド — Excel関数の全体像
VBA開発・GAS連携・Webアプリ化まで、
業務に合わせた最適な自動化をご提案します。
LINEでExcelを気軽に学べる
