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Excel読み取り専用の解除方法6選と設定方法|解除できない原因と対処法も解説

しんたろ。

Excelファイルが読み取り専用で開いてしまい、編集できなくて困っていませんか?

Excelファイルが読み取り専用モードで開かれ、上書き保存ができずに困った経験はないでしょうか。

この記事では、Excelの読み取り専用を解除する6つの方法を優先度の高い順に解説します。さらに「解除できない」場合の原因と対処法、読み取り専用の設定方法、OneDrive・SharePointでの共同編集における注意点まで網羅しています。

初心者の方でも迷わず操作できるよう、手順をわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

なお、Excelの基本操作や便利機能をまとめて知りたい方は「Excelのおすすめ記事6選」もあわせてご覧ください。

この記事の目次
  1. Excelの「読み取り専用」とは?設定される理由
  2. LINEでExcelを気軽に学べる
  3. Excelの読み取り専用を解除する6つの方法
  4. LINEでExcelを気軽に学べる
  5. 読み取り専用が解除できない場合の原因と対処法
  6. Excelを読み取り専用に設定する方法
  7. 複数人でExcelファイルを安全に共有する方法
  8. LINEでExcelを気軽に学べる
  9. 読み取り専用をVBAで一括設定する方法
  10. 読み取り専用の解除方法・設定方法まとめ
  11. よくある質問(FAQ)

Excelの「読み取り専用」とは?設定される理由

読み取り専用モードの役割と使いどころ

Excelの「読み取り専用」とは、ファイルの内容を閲覧はできるものの、上書き保存ができない状態のことです。主に以下のような目的で使われます。

  • 誤編集の防止: 複数人で共有するファイルや、完成済みのテンプレートを保護する
  • データの整合性維持: 重要な集計データや報告書が意図せず書き換えられるのを防ぐ
  • テンプレート運用: ひな形として配布するファイルをそのまま編集させない

読み取り専用が設定されていても「名前を付けて保存」で別ファイルとして保存すれば、内容のコピーは可能です。

読み取り専用と「保護ビュー」の違い

読み取り専用と混同されやすいのが「保護ビュー」です。両者は目的も解除方法も異なります。

項目読み取り専用保護ビュー
目的ファイルの誤編集・上書きを防止するセキュリティ上の脅威からPCを保護する
発動条件ユーザーまたは管理者が手動で設定インターネットやメール経由のファイルを開いた時に自動で発動
編集操作閲覧・コピーは可能。上書き保存が不可編集自体が制限される(入力やセル選択も不可)
解除方法プロパティやファイルメニューから解除黄色いバーの「編集を有効にする」をクリック
パスワードパスワード付きの設定が可能パスワードなし

「編集を有効にする」という黄色いバーが出ている場合は保護ビューです。読み取り専用とは別の機能なので、解除方法が異なります。

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しんたろ。
しんたろ。
Excel歴10年以上 → アプリ開発者
Profile
大手メーカーに15年以上勤務。製造部門で海外拠点の立ち上げ支援や、現場責任者として採算管理・納期管理・設備オペレートを経験。 2023年にDX人材育成プログラム第1期生として活動後、現在は製造現場のスケジュール運用を支えるアプリの企画・開発をメインに活動中。工程表示表作成の内製化SaaSを構築し、年間1,300万円のコスト改善を実現。 Excelによる業務改善で年間240時間の残業削減を達成した経験を活かし、ブログやSNSでも情報発信しています。
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Excelの読み取り専用を解除する6つの方法

ここでは、Excelファイルの読み取り専用を解除する方法を6つ紹介します。状況に応じて最適な方法を選んでください。

方法1:ファイルのプロパティから解除する

最もシンプルな方法です。Excelを起動していなくても実行できます。

  1. 対象のExcelファイルを右クリックする
  2. プロパティ」を選択する
  3. 「全般」タブの下部にある「読み取り専用」のチェックを外す
  4. OK」をクリックする

この方法は、ファイルのOS属性として読み取り専用が設定されている場合に有効です。

方法2:「ファイル」メニューの「情報」から解除する

Excelでファイルを開いた状態で解除する方法です。

  1. ファイル」タブをクリックする
  2. 情報」を選択する
  3. ブックの保護」をクリックする
  4. 常に読み取り専用で開く」をクリックしてオフにする
  5. ファイルを上書き保存する

「ブックの保護」が黄色くハイライトされている場合、何らかの保護が有効になっています。

方法3:「名前を付けて保存」の全般オプションから解除する

「読み取り専用を推奨する」オプションが設定されている場合に使います。

  1. ファイル」→「名前を付けて保存」を選択する
  2. 保存先を選び、「ツール」→「全般オプション」をクリックする
  3. 読み取り専用を推奨する」のチェックを外す
  4. OK」をクリックして保存する

「読み取り専用を推奨する」が設定されたファイルは、開くたびに「読み取り専用で開きますか?」と聞かれます。この方法で設定を解除すれば、次回から聞かれなくなりますよ。

方法4:クイックアクセスツールバーからワンクリックで切替

頻繁に読み取り専用を切り替える方は、クイックアクセスツールバーにボタンを追加しておくと便利です。

  1. クイックアクセスツールバーの「」をクリックする
  2. その他のコマンド」を選択する
  3. コマンドの選択を「すべてのコマンド」に変更する
  4. 読み取り専用の設定/解除」を選んで「追加」をクリックする
  5. OK」で確定する

追加後はツールバーのアイコンをクリックするだけで、読み取り専用のオン/オフを瞬時に切り替えられます。

方法5:ショートカットキーで瞬時に切り替える

方法4でクイックアクセスツールバーに追加したボタンは、キーボードだけで操作することも可能です。

  1. Altキーを押す(ツールバーに番号が表示される)
  2. 「読み取り専用の設定/解除」に対応する番号キーを押す

たとえばクイックアクセスツールバーの左から4番目に追加した場合、Alt → 4 の2キーで切り替えられます。マウス操作なしで瞬時に切替できるため、作業効率が大幅に向上します。

方法6:ファイルを開くときに「いいえ」を選択する

「読み取り専用を推奨する」が設定されたファイルを開くと、ダイアログが表示されます。

  1. ファイルをダブルクリックして開く
  2. 「読み取り専用で開きますか?」と表示されたら「いいえ」を選択する

「いいえ」を選択すると、編集可能な通常モードで開くことができます。ただし、この方法はファイルを開くたびに選択する必要があるため、根本的に解除したい場合は方法3で設定自体を変更しましょう。

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読み取り専用が解除できない場合の原因と対処法

上記の方法で解除できないケースもあります。以下の5つの原因と対処法を確認してください。

「解除したのにまた読み取り専用になる」「そもそもチェックが外せない」という場合は、以下の原因を順番にチェックしてみてください。

原因1:他のユーザーがファイルを使用中

ネットワーク上の共有フォルダにあるファイルを他のユーザーが開いている場合、後から開いた人は自動的に読み取り専用になります。

対処法:

  • 使用中のユーザーにファイルを閉じてもらう
  • 「通知」オプションを選択し、相手がファイルを閉じた際に通知を受け取る
  • 急ぎの場合はファイルを別名で保存して作業する

原因2:パスワードで保護されている

「書き込みパスワード」が設定されたファイルは、正しいパスワードを入力しないと読み取り専用を解除できません。

対処法:

  • ファイルを開く際にパスワードを入力する
  • パスワード設定者に問い合わせる
  • パスワードを知っている場合:「名前を付けて保存」→「ツール」→「全般オプション」でパスワードを削除する

原因3:OneDrive・SharePointの共有設定

OneDriveやSharePoint上のExcelファイルは、共有権限が「表示のみ」に設定されていると、読み取り専用でしか開けません。

対処法:

  • 共有設定で「編集可能」になっているか管理者に確認する
  • ストレージ容量が上限を超えていないか確認する
  • ローカルにダウンロードしてから編集する(共有先に反映させる場合は再アップロードが必要)

原因4:フォルダのプレビュー機能による不具合

Windowsエクスプローラーのプレビューウィンドウが有効になっていると、フォルダ内のExcelファイルがロックされ、読み取り専用になることがあります。

対処法:

  • エクスプローラーの「表示」タブ→「プレビューウィンドウ」をクリックしてオフにする
  • プレビューを閉じた状態でファイルを開き直す

原因5:Excelの異常終了によるファイルロック

Excelが強制終了した場合、一時ファイル(ロックファイル)が残り、次に開いたときに読み取り専用になることがあります。

対処法:

  • ファイルと同じフォルダに「~$」で始まる一時ファイルがあれば削除する
  • タスクマネージャーでExcelのプロセスが残っていないか確認し、残っていれば終了する
  • PCを再起動する

Excelを読み取り専用に設定する方法

ここからは、ファイルを保護するために読み取り専用を設定する方法を解説します。

ファイルのプロパティから設定する

  1. 対象のExcelファイルを右クリックし「プロパティ」を選択する
  2. 「全般」タブの「読み取り専用」にチェックを入れる
  3. OK」をクリックする

最もシンプルな設定方法です。ただし、この方法ではパスワードの設定ができないため、誰でもチェックを外して解除できてしまいます。

「名前を付けて保存」で読み取り専用を推奨する

  1. ファイル」→「名前を付けて保存」を選択する
  2. 保存先を選び、「ツール」→「全般オプション」をクリックする
  3. 読み取り専用を推奨する」にチェックを入れる
  4. OK」をクリックして保存する

この方法を設定すると、ファイルを開くたびに「読み取り専用で開きますか?」と確認ダイアログが表示されます。「はい」を選べば読み取り専用、「いいえ」を選べば通常モードで開きます。

パスワード付きの読み取り専用を設定する

より強固な保護が必要な場合は、パスワードを設定します。

  1. ファイル」→「名前を付けて保存」を選択する
  2. 保存先を選び、「ツール」→「全般オプション」をクリックする
  3. 書き込みパスワード」にパスワードを入力する
  4. OK」をクリックし、確認のため再度パスワードを入力する
  5. ファイルを保存する

パスワードを知らない人は読み取り専用でしか開けなくなるため、誤編集を確実に防げます。テンプレートや報告書の原本を配布する場合に適しています。

パスワードを忘れると解除が非常に困難になります。パスワードは必ずメモしておきましょう。

Excel操作の基本を効率よく学びたい方は「Excelのおすすめ記事6選」もチェックしてみてください。

複数人でExcelファイルを安全に共有する方法

読み取り専用は個人のファイル保護には有効ですが、複数人で編集する必要がある場合は別のアプローチが必要です。

共有ブック機能の活用

Excel(デスクトップ版)には「共有ブック」機能があり、複数人が同時に同じファイルを編集できます。

  • 校閲」タブ→「ブックの共有」(レガシー)から設定する
  • 変更履歴が記録されるため、誰がどこを変更したか追跡できる
  • ただし一部の機能(テーブル、条件付き書式の追加など)が制限される

共有ブック機能はExcel 365では「レガシー」扱いです。Microsoft 365環境の方はOneDriveやSharePointの共同編集機能の利用がおすすめです。

OneDrive・SharePointでの共同編集の注意点

OneDriveやSharePointにファイルを保存すると、複数人がリアルタイムで同時編集できます。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 共有権限の設定: 「編集可能」と「表示のみ」を用途に応じて使い分ける
  • 競合の対処: 同じセルを同時に編集した場合、後から保存した内容が優先される
  • オフライン時の注意: オフラインで編集した内容はオンライン復帰時に同期されるが、競合が発生する可能性がある
  • バージョン管理: 「バージョン履歴」から過去の状態に復元できるため、万が一の際も安心

ExcelのVLOOKUPで複数条件を指定する方法IF関数の使い方など、共有ブックでよく使う関数もあわせて確認しておくと業務効率がさらに向上します。

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読み取り専用をVBAで一括設定する方法

ファイルの読み取り専用属性をVBAマクロで一括設定すれば、フォルダ内の全ファイルを保護できます。

' ファイルの読み取り専用を一括設定するマクロ
Sub 読み取り専用設定()
    Dim folderPath As String
    folderPath = "C:\報告書\"
    Dim fileName As String
    fileName = Dir(folderPath & "*.xlsx")
    Do While fileName <> ""
        SetAttr folderPath & fileName, vbReadOnly
        fileName = Dir()
    Loop
    MsgBox "フォルダ内のファイルを読み取り専用に設定しました"
End Sub
‘ ファイルの読み取り専用を一括設定するマクロ
Sub 読み取り専用設定()
    Dim folderPath As String
    folderPath = “C:\報告書\”
    Dim fileName As String
    fileName = Dir(folderPath & “*.xlsx”)
    Do While fileName <> “”
        SetAttr folderPath & fileName, vbReadOnly
        fileName = Dir()
    Loop
    MsgBox “フォルダ内のファイルを読み取り専用に設定しました”
End Sub
下のデモで実行結果を確認できます
📊 ファイル管理.xlsx – Excel
📄
1月報告書.xlsx
C:\報告書\1月報告書.xlsx
🔒 読み取り専用
📄
2月報告書.xlsx
C:\報告書\2月報告書.xlsx
🔒 読み取り専用
📄
3月報告書.xlsx
C:\報告書\3月報告書.xlsx
🔒 読み取り専用
準備完了 100%
✅ 3件のファイルが読み取り専用に設定されました!
☝ SetAttr関数でファイル属性をVBAから制御できます

読み取り専用の解除方法・設定方法まとめ

最後に、この記事で紹介した内容を一覧表にまとめます。

解除方法の一覧

方法操作場所特徴
プロパティから解除ファイル右クリック→プロパティExcel起動不要。最もシンプル
「情報」から解除ファイル→情報→ブックの保護Excel上で完結する
全般オプションから解除名前を付けて保存→ツール「読み取り専用を推奨する」の解除に使用
クイックアクセスツールバーツールバーにボタン追加ワンクリックで切替。頻繁に使う人向け
ショートカットキーAlt+番号キーキーボードだけで瞬時に切替
開くときに「いいえ」を選択ファイルを開くダイアログその場限りの解除。根本解決ではない

設定方法の一覧

方法セキュリティ強度特徴
プロパティで設定低(誰でも解除可能)手軽だがパスワード保護なし
読み取り専用を推奨する中(ユーザーが選択可能)開くたびに確認ダイアログが表示される
パスワード付き設定高(パスワード必須)パスワードがないと編集不可

Excelの関連機能についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q: Excelの読み取り専用を一番簡単に解除する方法は?

A: ファイルを右クリック→「プロパティ」→「読み取り専用」のチェックを外す方法が最も簡単です。Excelを起動していなくても操作できます。

Q: エクセルが勝手に読み取り専用になるのはなぜ?

A: 主な原因として、他のユーザーが同じファイルを開いている、ファイルの属性が読み取り専用になっている、保護ビューで開かれている、フォルダのプレビュー機能による不具合、Excelの異常終了による一時ファイルの残存などが挙げられます。

Q: 読み取り専用と保護ビューの違いは何ですか?

A: 読み取り専用はファイルの編集・上書き保存を防ぐ機能です。一方、保護ビューはインターネットやメール経由で取得したファイルをセキュリティ保護のため制限付きで開く機能です。保護ビューは黄色いバーの「編集を有効にする」で解除できます。

Q: パスワード付きの読み取り専用を解除するにはどうすればいいですか?

A: ファイルを開く際にパスワードを入力するか、「名前を付けて保存」→「ツール」→「全般オプション」でパスワードを削除します。パスワードがわからない場合はファイルの作成者に確認してください。

Q: 他の人が使用中でExcelが読み取り専用になった場合はどうすればいいですか?

A: 使用中のユーザーにファイルを閉じてもらうのが確実です。急ぎの場合は「通知」を選択して相手が閉じた際に通知を受け取るか、ファイルを別名で保存して作業しましょう。

Q: Excel読み取り専用の解除にショートカットキーはありますか?

A: クイックアクセスツールバーに「読み取り専用の設定/解除」ボタンを追加すると、Altキー+ツールバーの番号キーで切り替えられます。設定方法は本記事の「方法4」を参照してください。

Q: OneDrive・SharePoint上のExcelが読み取り専用で編集できない場合は?

A: まず共有設定が「表示のみ」になっていないか確認してください。他のユーザーの編集中やストレージ容量の超過も原因になります。解決しない場合はローカルにダウンロードして編集する方法も有効です。

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Excel歴10年以上 → アプリ開発者
大手メーカーに15年以上勤務。製造部門で海外拠点の立ち上げ支援や、現場責任者として採算管理・納期管理・設備オペレートを経験。 2023年にDX人材育成プログラム第1期生として活動後、現在は製造現場のスケジュール運用を支えるアプリの企画・開発をメインに活動中。工程表示表作成の内製化SaaSを構築し、年間1,300万円のコスト改善を実現。 Excelによる業務改善で年間240時間の残業削減を達成した経験を活かし、ブログやSNSでも情報発信しています。
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